宮古島の特産品:パッションフルーツ編

宮古島の特産品:パッションフルーツ編

こんにちは。宮古島在住ライターのOCCOです。

今日はマンゴーと並んでトロピカルフルーツの代表である「パッションフルーツ」をご紹介致します。甘酸っぱい香りと味が南国ならではですよね。

パッションフルーツとは?

パッションフルーツのお花

上の写真は、パッションフルーツのお花ですが、この花の見た目が時計の文字盤のように見えることから、和名では「果物時計草(クダモノトケイソウ)」と呼ばれております。

ハワイでは「リリコイ」と呼ばれ、パッションを使った爽やかな味の「リリコイバター」が最近人気がありますよ♪

果皮の色は赤紫色と黄色がありますが、沖縄では赤紫色のパッションフルーツが一般的によく見かけます。

<科属名>トケイソウ科トケイソウ属
<原産>ブラジル・アメリカ大陸の亜熱帯地域
<分類>つる性常緑多年草
<収穫期>6月~8月

名前の由来

パッションフルーツは「passion=情熱」と思われがちですが、花の雄しべと雌しべが十字架のように見えることから、「キリストの受難」の意味の「passion」が由来と言われております。

パッションフルーツの食べ頃は?

パッションフルーツもマンゴー同様に、収穫後に追熟する果物ですので、常温で1週間ほどしばらく置いておきます。そうするとツルツルだった果皮がシワシワになって酸味がとれて甘味が増してきます。決してシワシワになって腐ってしまったわけではないので、ご心配なく。

追熟後は冷蔵庫で少し冷やしてからの方が、より美味しく食べれますよ!

お店で選ぶ時は、果皮に張りがありずっしりと重みがあるものを選びましょう。100g/個くらいが平均です。うまく受粉がされていないと、中がスカスカの物もたまにありますので…お気をつけ下さい。

パッションフルーツの食べ方

パッションフルーツの食べ方は、いたって簡単で、半分に包丁で切るだけ!お一人で食べるなら、下の写真のように上部スプーンが入るだけ切っても大丈夫です。

中には黒い種がゼリー状の果肉に包まれて入っておりますので、スプーンですくって食べましょう。種はそのまま食べれますよ!!

お肌にも健康にもよいパッションフルーツ

黄色い果肉の色からしても、ビタミンが豊富なのは一目瞭然ですよね。女性には嬉しい美肌効果が期待できるビタミン群ではβカロテンやビタミンC、B6、葉酸、またカリウムやマグネシウムなどのミネラルも多く含まれております。

美肌効果だけではなく、免疫力を高める栄養素満点ですので、コロナや生活習慣病に負けない体を作るためにも、積極的に摂りたいトロピカルフルーツですよ。

最後に

南国の果物やお野菜は、太陽の力強い恵みとミネラルを含んだ潮風を浴びて育つためか、色鮮やかで本当にどの食材も栄養価が高く、だからこそ沖縄は長らく長寿の県と言われていたのだと思います。(※現在は食の欧米化など、様々な要因により残念なことですが長寿県首位の座を明け渡してしまっております。)

ご家庭でも簡単に育てることが出来ますので、ぜひご自宅でパッションの栽培にもチャレンジしてみて下さいね。青々とした葉は緑のカーテンにもなりますよ。

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