こんにちは、宮古島に移住して6年目になるショウです。中学1年生と保育圓年長の息子を持つ私が、今回は宮古島の子育て事情についてご紹介したいと思います。
1.小学校について
宮古島は現在、小学校が18校、特別支援学校が1校あります。市内地域には6校あり、在校児童数はおよそ200~500名になっています。市外地域では、年々過疎化が進み、休校や統廃合による閉校が増加しており、今年3月には来間島にある来間小学校が124年の歴史に幕を閉じました。
しかし昨年、伊良部島には結の橋学園という小中一貫校が開校され、宮古島の歴史を引き継いだ、新しい教育環境も生まれています。
2.教育環境、学校行事
市外地域には小規模の学校もあり、1クラス10名以下や、学年によっては複式学級を導入している所もあります。お子様のペースに合わせてくれる、落ち着いた教育環境を希望する場合は、小規模の学校を選択するのも良いかと思います。ちなみに私の息子は、市内地域から車で15分程の、1クラス10名前後の小学校に転校しました。おかげ様で、毎日充実した学校生活を送ることができました。
宮古島には、地域それぞれの伝統行事があり、中でもハーリー行事は各地域ともに盛んで、児童も積極的に参加し、地域文化を学ぶ重要な行事の一つとなっています。
また、運動会では「校歌遊戯」という、全校生徒が旗を持ち校歌に合わせて踊るプログラムがあります。全校生徒がそろって旗を振りながら踊る姿に、宮古島の歴史文化を感じさせられます。
3.部活動と習い事
宮古島は他県と比べ,非常に部活動が盛んで、特にバスケット、野球、サッカー、バレーボールなどが行われています。放課後は校内で練習をする児童が多く、顧問の先生や保護者指導の下、日々、汗を流しています。週末は頻繁に島内で大会が開催されており、至る所で子供達の活躍する姿が見られます。
また、宮古島で部活動と同じくらい力を入れられているのが、習い事です。島内には、水泳教室、英語教室、そろばん教室、公文、習字教室などがたくさんあります。送迎をしてくれる所が多く、放課後そのまま学校から、各習い事へ行く子供達も多いです。
4.学童保育
宮古島も年々、学童保育の需要は高まっており、昨年は鏡原小学校と久松小学校に、今年は平良第一小学校に学校併設の学童保育施設が開設されました。いずれも市内地域の学校で、今後も待機児童解消の観点から、学童施設の増設が見込まれています。
いかがでしたでしょうか?今回は宮古島の子育て事情のほんの一部でしたが、少しでも島での子育てのイメージをしていただけたら幸いです。