宮古島の市花:ブーゲンビリア

宮古島の市花:ブーゲンビリア

こんにちは。宮古島在住ライターのOCCOです。

宮古空港に着いた瞬間、肌にまとわりつく様な空気と、空港玄関の鮮やかなピンクや紫色のブーゲンビリアが「あぁ~沖縄に来たんだな」と思わせてくれます。

今日はそんなthe南国を思わせてくれるブーゲンビリアをご紹介致しますね。

ブーゲンビリアとは?

宮古島の市花でもあるこのブーゲンビリア。

ブーゲンビリアとは、中南米など熱帯地域が原産で、赤やピンク、白、オレンジなど様々な花を咲かせる常緑低木です。

<科名>オシロイバナ科
<属名>ブーゲンビリア属
<原産>中南米
<分類>常緑低木
<和名>イカダカズラ(筏葛)/ココノエカズラ(九重葛)
<花言葉>情熱
<開花期>4~5月/10月~11月(品種や育て方による)
※沖縄は年中咲くことが可能ですが、春先と冬が一番綺麗によく咲きます。

宮古島でブーゲンビリアをみれる場所

宮古島では、街路樹や民家の庭先といたるところでブーゲンビリアを見ることが出来ますが、上野にある観光農園「ユートピアファーム宮古島」さんでは、宮古島市内でも珍しいブーゲンビリアの品種や、ハイビスカスなどが多数植えられております。

メインはマンゴー農園ですので、夏の6月~8月は農園でとれたマンゴーを併設のパーラーで食べることができます。

また、園内で収穫されたフルーツをその場でブレンドしてくれるソフトクリームは絶品です。

<住所>〒906-0203 沖縄県宮古島市上野宮国1714−2
<TEL>0980-76-2949
<営業時間>10:00~17:00
<入園料>360円(中学生以下無料)
<定休日>日曜日

Googleマップで確認:ユートピアファーム宮古島

花の特徴

ブーゲンビリアは様々な色があり、鮮やかなこの花びらのように見えるものは、実は花ではなく苞(ほう)と呼ばれるもので、ブーゲンビリアの花は、苞の中に咲く3つ筒状の小さな白い小花がお花なんですよ。

この花ですが、なかなか3つ綺麗に揃って咲くことは珍しく、だいたい1つか2つくらいずつ咲くことが多いです。

ブーゲンビリア栽培は中級者向け

ブーゲンビリアの挿し穂

熱帯地域原産の植物ですので、ブーゲンビリアを育てるには日光と適度の気温が必要ですので、内地の場合は、鉢植えにして冬場は室内で管理するようにしましょう。

沖縄では地植えした方が力強い苗木にはなりますが、鋭いトゲもあり、鉢植えにした方が大きさを調整でき管理しやすいという利点があります。

地植えでも鉢植えにしても、綺麗な花を咲かせるためには、剪定や水やり、肥料など少し難しく中級者向けの植物ですが、増やし方は挿し木で簡単に増やすことが出来ます。

植物に必要な三大肥料は窒素・リン・カリですが、葉を育てると言われる窒素分が多い肥料をあげ過ぎるとあまり花が咲きませんので、成長期にリン(P)を多めにあげると綺麗な花を咲かせることができますよ。

最後に

ブーゲンビリアの苗木が若いうちは、大きくなるまで育てるのが少し難しいところがありますが、お庭にブーゲンがあるだけで、一気に南国感が出ますので、ぜひチャレンジしてほしいお花の一つです。

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