こんにちは。宮古島在住ライターのOCCOです。
沖縄の離島、宮古島に移住して農業でもやりながら、のんびり移住ライフを送りたい!とお考えのあなたに、今日は筆者が宮古島で一通り体験した農業経験をもとに、宮古島のお仕事事情~農業編をお伝えします。
宮古島の農業事情
宮古島は5万5千人の小さな沖縄の離島です。島に大学や専門学校がないため、高校を卒業した若者のほとんどが島を出てしまいます。そのため、農業においても後継者不足や高齢化が問題となっているのが現実です。
宮古島で出来る農業は何があるの?
宮古島の農業で主に求人が出ているのは、さとうきびはじめマンゴーや葉タバコ、野菜などですね。栽培している野菜は農家さんによって様々で、ゴーヤ、ピーマン、トマト、インゲン、冬瓜、かぼちゃ、ハーブなど他にももちろん色々あります。
- さとうきび(12月~3月)
- マンゴー(4月~9月)
- 葉タバコ(4月~7月)
- 野菜(9月~5月)
宮古島で農業求人の探し方
農業の求人は、ハローワークの場合、玄関先に張り出され、自分で直接連絡をして応募するスタイルがほとんどです。季節労働で短期の場合がほとんどですが、なかには一年を通して雇用してくれる会社経営のところもありますよ。
また、農業に特化した求人募集をしているサイトもありますので、寮付きなどご自分にあった雇用条件のお仕事を探すことができます。
- ハローワーク
- 新聞求人欄
- BBcom求人欄
- 農業特化求人サイト
- 知人友人紹介
農業はこんなところが楽しい!
土を耕し種や苗を植え、水と肥料をあげながら自分が育てた果物や野菜が大きく成長し、収穫して出荷していく一連の作業に携わっていくと、感慨深いものがあります。また、農家さんがこんなにも大変な作業をされ作物を作っていらっしゃるんだと分かると、食べ物を粗末には出来ないですし、より一層感謝の気持ちが芽生えます。
野菜や果物を出荷する際、規格がありますので、大きく育ち過ぎたお野菜や、少し形がいびつなものなど味には問題ないのですが、出荷できない野菜がどうしても出てしまいます。野菜農家さんのところで働くと、収穫時期はこういった規格外の野菜を頂け、毎日自分が育てた新鮮なお野菜を食べれるのも嬉しいことの一つです。
農業はこんなところが大変!
さとうきびの収穫シーズン12月~3月は、宮古島は雨期にあたり、また宮古島の冬は意外と寒く、そんな中での収穫作業は本当に大変です。マンゴーはハウス栽培のため雨とは無縁ですが、ハウス内の室温はかなり高くまるでサウナ内で作業しているかと思うほどです。また農業は中腰で行う作業も多く、腰が悪い方はかなりキツイ作業となります。
葉タバコやマンゴーなどは作物自体にアレルギー物質を含んでいたり、農薬を結構使うため、人によってはアレルギー反応が出る場合があるので、お仕事を選ばれる際は、慎重にお選び下さいね。
まとめ
宮古島の炎天下の中、自然と向き合いながら汗水流しての作業は、本当に大変ではありますが、大地にしっかりと足をつけ、植物と対話しながらの農業は、本当に色々と考えさせられるものがあります。都会での仕事では得られないものがありますので、ぜひ一度は経験して頂きたい仕事の一つです。