こんにちは。宮古島在住のasuです。
今回は2025年9月12日にオープンしたばかりの『KAIKENのチイサナ水族館』をご紹介します。
宮古島市の西里通り商店街に誕生したこの水族館は、「海洋水産技術研究所(KAIKEN)」が初めて運営する施設。
島内外の方に、宮古島の海や生き物、環境保全を考えるきっかけを与えたいという思いでスタートしました。
館内は大規模施設のような派手さはありませんが、その分スタッフさんや生き物との距離が近く、アットホームな雰囲気。私自身も息子と2時間近く滞在し、たくさんの“気づき”をもらえました。
それでは、館内の様子や体験について詳しくお伝えしていきます。
展示されている生き物は?
『KAIKENのチイサナ水族館』では、宮古島の海に暮らす生き物を中心に、なんと50種以上を展示しています。
エリアは大きく分けて3つ。
【生きものラボエリア】
テーマごとの水槽を観察しながら、生き物や環境のことを楽しく学べます。
【しぜん体験エリア】
無料でドクターフィッシュに触れたり、魚が聴いている音を体験できたりと、子どもたちが夢中になる仕掛けがいっぱい。
【うみカフェエリア】
水槽を眺めながらジュースやアイスを楽しめる癒しの空間です。
私たちはここでシークワーサージュースとチョコレート味のアイスクリンをいただきました。
水槽を眺めながら味わうスイーツは格別でした。
息子が夢中になったドクターフィッシュ体験
今回の訪問で、息子が一番楽しんでいたのは“ドクターフィッシュ”。
手を入れると小さな魚がつんつんとついばむ感覚に、ずっと笑顔で体験していました。
飼育員さんもとても親切で、魚や海のことをわかりやすく教えてくださいます。
「魚は酸素がないと生きられないから、波で酸素が運ばれているんだよ」
「この魚は毒があるから海で見ても触っちゃだめだよ」
そんな説明を息子は興味津々で聞いていて、親としても嬉しい学びの時間になりました。
館内の雰囲気と懐かしさ
実はこの場所、以前は「サーティワンアイスクリーム」の店舗だったので、手洗い場や換気扇などがそのまま残っており、どこか懐かしい雰囲気。
夕方に訪れたので、お魚たちが餌を食べるシーンにも出会えました。
小さな館内ですが、時間を忘れて過ごせる不思議な空間です。
入口には「イユみくじ(イユ=方言で魚)」もあり、1回100円ですがアンケートに答えると無料で引けるとのこと。
息子は「ハリセンボン」を引いていました。
料金やアクセス
入館料は以下の通りです。
大人(高校生以上):1,000円
小中学生:500円
未就学児:無料
さらに、島民割引もあり!
大人:500円
小中高生:無料
駐車場はないため、近隣のコインパーキングを利用してください。
私たちは旧市役所前の60分100円のパーキングを利用しました。
学校帰りの子どもたちがふらっと寄って、カフェエリアで宿題をしている光景もあるそうですよ。地域にとけこんだ水族館という雰囲気が素敵ですよね。
お店情報まとめ
店名:『KAIKENのチイサナ水族館』
住所:〒906-0012 沖縄県宮古島市平良西里246 西里通り商店街
営業時間:11:00〜19:00
定休日:不定休
電話:050-1737-9201
Instagram:https://www.instagram.com/kaiken_hyogobender/
※2025年9月現在の情報です。最新情報はInstagramなどをご確認ください。
最後に
『KAIKENのチイサナ水族館』は、その名の通り規模は小さいですが、だからこそ生き物やスタッフとの距離が近く、深い学びや発見があります。
これから飼育員体験などのイベントも予定されているとのことで、今後も楽しみが広がりそうです。
日常の中で気軽に立ち寄れる“海のある暮らし”を体験してみてはいかがでしょうか。