宮古島に来島する”サシバ”

宮古島に来島する”サシバ”

こんにちは。宮古島在住、ライターのarhykです。
早速ですが、サシバという鳥をご存じでしょうか?
今回は、宮古島市の市鳥でもある、
サシバについてご紹介したいと思います。

サシバとは

タカ目タカ科サシバ属の夏鳥で、
漢字は『差羽』と書きます。
『大扇(おおおうぎ)』とも呼ばれています。
全長は50cmほどで背中は赤っぽい褐色、腹は白っぽくて褐色の横じまがあるのが特徴です。
カエルやヘビなどの小動物を食べるといわれています。季節によって住みかを変える渡り鳥です。
サシバは、国際保護鳥にも指定されており、絶滅の危機に近づいているといわれています。

宮古島とサシバ

残暑が和らぎ、朝夕も過ごしやすい日が多くなる頃、宮古島にサシバが訪れます。
宮古島を含めた宮古群島周辺は、サシバが越冬のために東南アジアや南西諸島などに渡る、中継地になっています。その規模は、日本で最大であるともいわれており、伊良部島は有数の休憩地とされています。
今年も飛来数調査や保護活動が行われる予定です。
10月8日は、二十四節季のひとつの寒露にあたり、寒露のタカ渡りともいわれています。
越冬のため南下するサシバが、宮古島へ飛来する風景は、宮古島の風物詩のひとつといえます。

祝・サシバが教科書に登場

2020年9月23日、古野鳥の会の久貝勝盛顧問が制作に携わった絵本「サシバ舞う空」が、2021年度の国語の教科書に採用されたとの発表がありました。
採用されたのは中学3年生が対象となる、三省堂の「現代の国語3」の教科書です。
故石垣幸代さんと秋野和子さんが文を、故秋野亥左牟(いさむ)さんが絵を担当した作品です。
2001年10月に福音館書店から発刊され、2002年には小学館児童出版文化賞を受賞しています。
主人公である少年の心の成長や、サシバとの絆などが描かれています。宮古島を舞台にした作品が、全国的に紹介されることは、大変喜ばしいことであると思います。

サシバ俳句コンテスト

公益財団法人日本自然保護協会が主催の「サシバ俳句コンテスト」が行われています。
対象は、宮古島市在住の小中高校生です。今年は9月10日に応募が締め切られましたが、サシバのことを知り、考える素晴らしいきっかけをいただいています。

まとめ

エコアイランドを宣言している宮古島。
鳥たちにとって、羽を休め、やすらげる島であり続けるためにも、自然と共存し、自然環境を守っていくことが、とても重要であると思います。
近い将来も、変わらずここ宮古島の風物詩として、サシバに会えることを願っています。
宮古島の人々の、サシバへの思いを多くの人に知っていただけると嬉しいです。

今年もサシバが羽を休めてくれますように

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