こんにちは、ライターのすずきちはるです。
年間通して温暖で過ごしやすい宮古島ですが、ちょっと鬱陶しいのが湿度の高さ。
移住してすぐのころ、あけてから1~2時間のポテトチップスが湿気ていて衝撃を受けたことがあります。
こんなもんなら可愛いものですが気をつけないと家の至るところがカビだらけになることも…。
実は宮古島の気候はカビが発生しやすい条件がそろっているのです。
宮古島に移住をお考えならカビ対策は必須です。
カビに気をつけなければならない場所とその対策についてお伝えしていきます。
カビ発生しやすい条件は?
カビが発生する要因として主に次の4つが挙げられます。
4つとは「酸素・湿度・温度・栄養」。
酸素:
酸素のある場所でしかカビは生息ができませんがこれは人も同じですね。
湿度:
湿度が60%を超えてくるとカビが発生しやすくなります。
温度:
カビが好む温度は0~45度です。20度を超えてくるとより発生の可能性が高まります。
栄養:
カビの栄養となるホコリや食品、石鹼カス、人の油脂などがある場所も注意が必要です。
酸素・湿度・温度・栄養のすべての条件がそろうとカビが発生しやすくなります。
できるものから対策していきましょう。
カビ注意!宮古島の湿度と気温
温暖でじめじめとした宮古島。宮古島の平均気温は最低気温が21.6度で最高気温が26.2度。
平均湿度は77%で、年間通して湿度が70%を下回ることはほとんどありません。
宮古島は気温と湿度の面からみるとまさにカビが好む環境です。
一方東京の平均気温は最低気温が11.6度で最高気温が19.8度。
平均湿度は65%で冬場は60%を下回っています。
東京と宮古島を比べると、やはりより入念なカビ対策が必要であることがわかります。
カビの発生しやすい場所とその対策
水回り
キッチンのシンク周りは洗い物の水はねや洗剤の飛び散り、食品による汚れからカビの発生原因になりやすい場所です。
またお風呂も年中湿度が高くなります。
こまめなふき取りなどの掃除、お風呂もできれば水気をとり、風通しを良くするとカビが発生しにくくなります。
クローゼットや靴箱
風通しの悪いクローゼットや靴箱の中も要注意箇所です。
湿気がたまりやすく掃除の頻度も低くなりがちです。
あまり使わない革製品が入っている場合は要注意。
こちらもこまめにホコリを除き、とびらは基本開けておくことをおすすめします。
また滅多にはかない靴や着ない服も、時々取り出して風を当てておくとカビ対策になります。
大きな家具や家電の裏側
油断しがちなのが家具や家電の裏側です。
裏側は特に風の通りが悪く、掃除をするのにも重たくて一苦労。
とはいえカビだらけになる前に、裏側のホコリも取り除きましょう。
また壁にくっつけずに少し隙間を開けておくと風が通りやすくなります。
最後に
こちらの記事を書いている現在も5月で梅雨真っただ中。
梅雨になると何故か晴れる日も多いように思うのですがそれでも空気のジメジメ感がまとわりついてきます。
できるだけこの時期は除湿器をフル稼働させ、エアコンで気温と湿度を下げて、こまめに掃除をすることでカビから家を守りましょう!