こんにちは。宮古島在住ライターのOCCOです。
宮古島は「台風銀座」と呼ばれるほど、沖縄の中でも台風が多い島です。
今日はそんな台風について対策も含めお伝えしていきたいと思います。
宮古島と台風
沖縄の中でも宮古島は「台風銀座」と呼ばれるほど、年間を通して台風の接近・直撃が多い離島です。
宮古島には伊良部、来間島、池間島へと繋がる大橋が3つあるのですが、最大風速25m/s以上の暴風雨になると橋が封鎖され、いつも陸の孤島となってしまうんですよ~。台風の度に停電は毎回のことで、島民にとっては慣れっこになっておりますが。
台風とは?
地球上の様々な地域で熱帯低気圧は発生しているのですが、「台風」と呼ばれるものは最大風速が17.2m/s以上、赤道より北の北緯側、また東経180度より西側の熱帯の海上で発生した熱帯低気圧のこと指します(日本基準において)。
国際基準では最大風速32.7m/s以上で、インド洋などで発生したものは「サイクロン」、北大西洋やメキシコ湾、カリブ海などでは「ハリケーン」などと呼び方が変わるだけです。
いずれも暴風雨を伴って甚大な被害をもたらすことも多々ありますが、海では強風によって海水が大きくかき混ぜられ、上昇した海水温度が下がったり、酸素が深海まで行き渡ったりと自然界においてはメリットもあるのです。
宮古島で台風が多い時期はいつ?
気象庁が発表している1981~2010年まで30年間における、月別の台風発生数の平均値を見ると、
5月1.1個
6月1.7個
7月3.6個
8月5.9個
9月4.8個
10月3.6個
と、7月~10月が多く、そのうち月に1~3回は沖縄に上陸・接近しており、夏場から秋にかけては台風シーズンと言えます。
台風対策は?
買出し
宮古島は離島が故、台風が近づくと物資が届かなくなるので、台風の直撃・接近が近づく2~3日前からお水や非常食など最低限の買出しは済ませておいた方がよいですよ。
また、台風が去った後もしばらくは船が入らず、スーパーやコンビニの棚がガラガラになってしまうことが多々あります。
ですので、出来れば普段から台風だけではなく災害に備え必要なものは揃ておくようにしましょう。
直撃すると市内でも停電してしまいますので、懐中電灯やランタン、ロウソク、乾電池などもお忘れなく!
また、停電してしまうとスマホの充電も出来なくなってしまいますので、モバイルバッテリーもあると便利です。
家周り対策
家の周りやベランダなどにある細々としたものは出来るだけ室内や倉庫にしまいましょう。
台風の大小に関わらず、雨戸がある場合は必ず閉めた方が安全です。小さな小石でも窓にあたると割れてしまう危険性があります。
また、窓やドアからも強風だと雨風が吹き込み、床材や壁が濡れてダメになってしまうので、新聞紙やタオルなどを詰めておくと強風の吹込み防止になります。
最後に
接近だけだと思ったら台風の進路が変更したり、小さな台風だと思って油断していたら思った以上の被害をもたらすこともあります。
出来るだけ被害が少ないように、直前で焦ることがないよう事前に出来る限りの対策はしておきたいものですね。