宮古島の特産品:マンゴー編

宮古島の特産品:マンゴー編

こんにちは。宮古島在住ライターのOCCOです。

宮古島に来て初めて就職した先はマンゴーの苗木屋でした。その後マンゴー農園へと転職し、マンゴーについてはちょっとだけ詳しい筆者が、今日は宮古島の特産品代表であるマンゴーをご紹介致します!

マンゴーとは?

マンゴーとはウルシ科の果樹で、インドやインドシナ半島が原産のトロピカルフルーツです。

日本では沖縄をはじめ九州や和歌山県などの温かい地域で栽培されておりますが、ここ近年、なんと北海道でも温泉の地熱を利用してマンゴーの栽培がされるようになりました。南国育ちのマンゴーしか食べたことがないので、道産子としてはふるさとで作るマンゴーもいつか食べてみたいです!

マンゴーには、漆アレルギー物質である「ウルシオール」と同じ成分の「マンゴール」を含んでいるため、アレルギー体質の方がマンゴーを食べると接触性皮膚炎をおこし、口周りが痒くなったり、かぶれ症状が出ますので、くれぐれもお気をつけ下さいね。

マンゴーの花
マンゴーの花

マンゴーは栄養の宝庫

太陽燦々と浴びて育つ沖縄の果樹、野菜などは本当に栄養の宝庫で、マンゴーももれなく栄養満点フルーツです。

マンゴーにはビタミン群が豊富で、カリウムや食物繊維も多く含まれているため、美肌効果、がん予防、貧血予防、便秘改善、高血圧予防・・・など美味しいだけではなく、健康にもとってもよい果物なんですよ。

マンゴーを美味しく食べるには?

農家さんによって、完熟マンゴーをウリにしているところもありますが、マンゴーは追熟する果樹ですので、収穫後はしばらく常温で追熟させるとより美味しく頂けます。

収穫直後のマンゴーは、ブルームと呼ばれる白い粉っぽいもので覆われており、これが追熟するにつれ取れていき、果皮に艶と芳醇な香りが出てくるようになったら、食べ時です。

食べる数時間前に冷蔵庫で冷やすとより美味しく召し上がれます。また追熟後は、新聞などでくるんで乾燥しないようにしておけば、冷蔵庫で1週間~10日くらいであれば保存できます。一口大に切って冷凍保存するこも可能です。

最後に

収穫期のマンゴー農家さんは、朝の6時頃から収穫が始まります。太陽が上がりきる前じゃないと、完熟したマンゴーの判別が難しいからです。収穫1か月ほど前から、日焼け防止や傷・病害虫から守るために1玉1玉に袋掛けという作業をするのですが、完全に完熟したマンゴーは早朝のわずかな朝日の中で、袋がかかっていてもひと際目立って「私、ちゃんと熟したよ~!」と言ってるかのように赤く光っているのです。

丹精こめて作った宮古島のマンゴーは、甘味と酸味のバランスがよく本当に美味しいフルーツですので、ぜひ一度ご賞味下さいね。

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