こんにちは。ライターのarhykです。
突然ですが、この方はどなたかご存知でしょうか?
宮古島まもる君です!!
焦げるような暑い陽射しが降り注ぐ日
も、猛烈な風雨が荒れ狂う台風の日も、365日休むことなく宮古島警察署管内の交通安全を守るため、ロードサイドに立ち続けています。
今回は、宮古島まもる君について
ご紹介したいと思います。
プロフィール
体重:5kg(足には50kgのおもり装着)
誕生日:1991年(平成3年)8月5日
「ミヤコ」(385)の語呂合わせ
まもる君はハンドメイドなので、1基ごとに微妙に顔つきが異なっています。
実はすべてがまもる君ではなく、一基ごとに名前があり、まもる君の兄弟という設定になっています。
まもる君の兄弟
兄弟の名前は、「すすむ君」「いさお君」「たかや君」「こうじ君」「りょうぞう君」「まさお君」「かずき君」「たくま君」「ひとし君」「あつし君」「きよし君」「いずる君」「まさかつ君」「てつや君」「まもる君」「じゅんき君」「としお君」「いたる君」「つよし君」そして妹の「まる子ちゃん」です。
2012年1月27日には、宮古島市より「宮古島まもる君」と妹の「まる子ちゃん」に特別住民票が交付されました。
住所は宮古島警察署の所在地とされています。
人事異動
365日休むことなく、ロードサイドに立ち続けているまもるくんは、腐食や破損が避けれず、メンテナンスが必要になることがあります。
そして、メンテナンスのために欠員となった場所に、他の兄弟がカバーに入ることもあります。
これを「人事異動」と呼び、宮古島市内で、たびたび発令されています。
幻の20体目!?
2020年9月29日に20体目のまもる君
(愛称:みつお君)が復活しました。
まもる君は、これまで20体あるとされていましたが、修繕に時間がかかっていたため、長年19体で活動し、幻とまで言われていました。
17年前の台風で吹き飛ばされた部品の一部が見つかり、無事生還し、平良交番前に赴任したみつお君。
今後の活躍が楽しみです。
やはり人気者
宮古島市では、ロードサイドだけではなく、お店屋さんで、まもる君と会えることがあります。
まもる君の本来の仕事である交通安全のグッズをはじめ、文房具やお土産、
Tシャツ、清涼飲料水など商品が販売され、人気となっています。
また、まもる君をモチーフにした、交通安全を願うキャンペーンソング
『宮古まもる君のうた』も誕生しています。
まとめ
宮古島まもる君は、ローカルヒーローでもなければ、愛らしいゆるキャラでもありません。
交通安全の標語の看板と同じ類いに扱われ、疎まれていたこともありました。
しかし、今では、宮古島まもる君は宮古島で一番の有名人であり、立派な島の観光資源としてロードサイドからみんなを守り続けています。
まもる君との出逢いを楽しみながら、宮古島での旅や生活を満喫されるのも、きっと楽しいと思います。