こんにちは。宮古島在住ライターのOCCOです。
今日は、宮古島の島民が愛してやまない「10時のおやつ3選」をお届けいたします。
「ん?10時?おやつは3時でしょ。」というツッコミの声が聞こえてきましたが!宮古島のおやつタイムは10時と3時、1日に2回ある素敵な島なんです♡
では、さっそくご紹介していきましょう。
1.うずまきパン
伊良部島のまるそうパンが販売している「うずまきサンド」が元祖と言われておりますが、今では色々なパン屋さんから種類も豊富に販売されており、宮古島のソウルフードでもあります。
中のクリームには、お砂糖がそのままジャリジャリ入ってて、まさに昭和の味。
このお砂糖が苦手な方は、フライパンで砂糖を溶かしながらカリカリに焼くと美味しく食べれますよ。
上記の写真は「デカうずまきパン」ですが、お店では1枚にカットして100円~150円ほどで販売されております。
2.てんぷら
内地で天ぷらというとサクサクの衣ですが、宮古島で天ぷらと言えば、写真のようなフリッターのことで、10時のおやつ代表格です。
農家さんなどは10時に一度おやつ休憩に入るのですが、朝が早いため10時はちょうどお腹がすく時間帯です・・・。
そんな時に天ぷらの差し入れがあると本当に嬉しいものですし、実際に喜ばれること間違いなし!
中身は、魚やイカ、野菜、ウィンナーなどが多いでしょうか。
宮古漁港近くの「くになか」さんが天ぷら屋では大変有名で、揚げたてをテイクアウトできます!
魚とイカ、野菜の天ぷら3つで100円です。
【くになか天ぷら】
〒906-0007 沖縄県宮古島市平良東仲宗根38−1
11:00~16:30
TEL:0980-72-7894
定休日:水曜日
3.サーターアンダギー
宮古島の方言(ミャークフツ)で、サーターアンダギーのことを「サタパンビン」と呼びます。
サタは砂糖、パンビンは「揚げ物・天ぷら」という意味で、他にはナベパンビンと言えば、ヒラヤーチー(沖縄風平らなお好み焼き)のことを言います。
このサーターアンダギーは、おうちで作る一般的なおやつなのですが、おばぁ達のこだわりの逸品で、それぞれ各家庭で隠し味があったり、揚げ方にこだわりがあったりと、作る人によって味も形も全然違って面白いですよ。
最後に
他にもご紹介したいおやつは色々とあるのですが、今日は選りすぐりの島民が愛する10時のおやつをご紹介致しました。
昔の食料不足の時代から、おばぁ達は知恵を絞り、身近にあるもので子供達にはおやつを作っていたんだよ~と話を聞かせて下さいます。
おばぁ達、みんな自分のつくるサタパンビンが一番と思っててそこが可愛らしいのですが、おうちにお邪魔すると必ず作ってくれ、どのご家庭のも本当に美味しいです。
ぜひ機会があれば、おばぁに自慢のサタパンビンをおねだりしてみて下さいね。
喜んで作って下さいますよ!