こんにちは、ライターのすずきちはるです。
高温多湿の亜熱帯気候の宮古島。同じ日本国内とはいえ、本土とは少し気候が異なります。
こちらの記事では「宮古島のベストシーズンは?」「海に入れる時期は?」「この時期の宮古島は暑い?寒い?」の疑問を解決します!
主に気温、風向き、日照時間の視点から宮古島の気候をまとめました。
服装に迷ったときや、旅行の日程を決めるときにぜひ参考にしてください。
3~5月、春めいてきたかと思うと一気に夏へ向かいます
3月に入ると冬の時期に比べて日照時間ものびてきてぽかぽか陽気が多くなります。
風向きは4月ごろまでは北から北東の風の日が多いので、風が強いと気温より寒く感じることも。
4~5月にかけては徐々に風向きが南風に変わっていきます。
例年4月に海開きをしていますが、水温はやや低め。
5月には最高気温が27~28度に達し、もはや夏のよう。しかし夏に突入する前に忘れてはいけないのが、梅雨。
宮古島では平均するとゴールデンウイークの翌週ぐらいから梅雨入りします。
・晴れていれば海に入れるが長時間の入水は寒い
6~8月、梅雨が明けたら宮古島のベストシーズン突入
宮古島のベストシーズン。風が強いこともありますが南~南西の風ですので吹き付けても寒くはなくぬるい風です。
6月に入ると最低気温の平均が25度を超えてきますので1日を通して半袖で過ごせるようになります。
7月が1年の中でも日照時間が長く降水量が少ない時期。アクティビティをするのに一番天気に左右されにくいと言えるでしょう。
8月に入ると台風の影響もあり、7月よりも月当たりの降水量が増えてきます。
台風情報は要チェックですが、台風にあたらなければ7月に引き続きベストシーズンです。
この7,8月が1年の中で最も気温の高い時期になりますが、それでも最高気温の平均が31度台と意外と低い。
天気予報を見ると沖縄県の方が涼しい!?と夏の時期に思ったことがある方も多いはず。
これは熱い空気を海風が流してくれるからなのです。
(ヒートアイランドやフェーン現象などほかにもいくつか要因はあります。)
気温は本土に比べて低いとはいえ、紫外線量は多いので日焼け対策をお忘れなく!
・海はベストシーズン
・8月ぐらいからは台風の頻度が高まります
・日焼け対策をお忘れなく
9~11月、夏から秋への移行期間
まだまだマリンアクティビティは楽しめますが、風向きが北風に変わりゆっくりと秋めいてくるのがこの時期。
9月は引き続き台風情報に要注意ですが、1日を通して25度を超えることが多いのでまだ夏のようです。
風向きが北~北東の風に変わってきますので7,8月と同じ気温の日でも体感温度はやや下がってきます。
10月から11月にかけては日照時間が短くなり、降水量が減り、湿度が低くなり…と徐々に冬支度が始まりつつあるのを感じます。
それでも太陽が出ていれば半袖で問題なし。
天気がいい日はからっとして過ごしやすく、心地のいい時期です。
・10月ごろまでは水温はまだ高め
・10~11月ごろは羽織りものがあると安心
12~2月、宮古島の冬は風の強さと太陽が重要
宮古島の冬シーズン。とはいえこの時期の平均最高気温は20度に達しています。
しかし気温以上に風の強さと天気のチェックが重要です。
風が強い日は風速10mにも及ぶ北風が吹きつけ、気温以上に寒さを感じます。
気温が10度を下回ることはほとんどありませんが、宮古の人はダウンを着ている人もちらほら(笑)。
かと思えば太陽が出ている日は日中半袖で過ごせてしまうことも。
それくらい太陽と北風が体感温度に大きな影響を与えるのです。
1年の中でも日照時間が短い時期で晴れないときはとことん晴れません。何日も曇りの日が続くこともあり、ちょっとどんよりシーズンです。
・防寒は風よけ重視
島の天気は変わりやすい
季節ごとの傾向をご紹介しましたが、島の天気はコロコロと表情を変えます。
晴れていたと思ったら急に雨が降ってきたり・・・!
天気予報もずばり当てるのは難しいのです。
せっかく島時間を過ごすのなら晴れていてほしいところですが、これも島ならではと考えてコロコロ変わる天気も楽しんでみてくださいね!