こんにちは。宮古島在住、ライターのarhykです。
宮古島には、南国ならではの生物が
多数、生息しています。
「ヤシガニ」という生物になります。
今回は、ヤシガニの魅力について、ご紹介したいと思います。
ヤシガニとは
ヤシガニは、カニでもエビでもないような形をしており、エラ呼吸をします。
陸上生活への適応が進んだ結果、エラが水で満たされてしまうと、十分な酸素が得られなくなります。そして、水の中に長時間いると、溺れ死んでしまうそうです。
天然記念物
ヤシガニの生息数は、減少しています。
そして、天然記念物として定められています!
2012年には、宮古市で「ヤシガニ保護条例」が制定されました。
また、「沖縄県レッドリスト」(2017年の時点)では、絶滅危惧II類と判定されています。
・海岸開発による生息地の破壊
・農作物を守るための駆除など
により生息数は減少しています。
共食いをするとも言われており、成体になるまでに、非常に長い年月がかかるそうです。
ヤシガニは、沖縄本島にある「美ら海水族館」をはじめ、限られた場所でしか飼育されていません。
天然記念物を食べる!?
ヤシガニは、現在、天然記念物に指定されていますが、宮古島では、希少なヤシガニを食べることができます。
お味は?
お味は、エビやカニに近く、とても美味しいと言われています。
エビやカニが好きな方にはオススメです。
特に、ヤシガニの味噌が美味しいと言われる方が多いです。
また、ヤシガニから、風味豊かな美味しいだしが取れます。
苦労の先に…!?
ヤシガニの殻は堅く、割ると殻がが細かく割れるので、身をむくのは、少々手間がかかります。
さらに、手頃な価格で食べられるものではないので、少しの身も無駄にしたくない!!という、心理がプラスされ、苦戦してしまうような気がします。
苦労の先に、美味しいヤシガニが口に入った時の感動は大きいです。
ヤシガニが食べられるお店
ヤシガニがたべられるお店をご紹介します。
【住所】宮古島市平良字西仲宗根3-1
【電話番号】0980-72-6595
ヤシガニが生きている時に、うまみの出るエサを与えておられるそうです。
また、カニみそを美味しく調理できるよう、工夫をされているそうです。
まとめ
ヤシガニは、天然記念物のひとつであり、宮古島でしか食べられない珍味です。
規制も厳しくなってるので、そのうち、食べられなく日が来てしまうかもしれません。
また、環境保護や自然保護の大切さについて、改めて考えていただければと思います。
そして、食べられるうちに、ぜひ…
宮古島に、ヤシガニを食べに遊びに来てください。