こんにちは。宮古島在住、ライターのarhykです。
宮古島には、美味しい食べ物がたくさんあります。
皆さまは、どのようなものを想像されますか?
きっと、トロピカルな南国フルーツを思い浮かべる方も多いと思います。
マンゴーをはじめ、ドラゴンフルーツやパイナップルなどはとても有名です。
実は、南国フルーツではない、隠れた名産品があります。
それは、メロンです。
さて今回は、宮古島メロンについてご紹介したいと思います。
メロンとは
メロンは、植物学的にはスイカと同じ瓜科、キュウリ属の野菜になります。
流通分野や食生活における分類、栄養学上などでは、果物としてとらえられています。
メロンは、
・マスクメロンなどのように表面に網目が出来る「ネット系」
・まくわうりに代表される網目が無いもの
・プリンスメロンに代表される両者を掛け合わせてできたもの
のカテゴリーに分けられます。
宮古島メロンは、ネット系のメロンに分けられます。
ネット系のメロンは、非常においしく、見た目も芸術作品のような美しさがあります。高価で、贈答用として選ばれていることにも納得です。
栄養価と効能
フルーツの中でも、特にメロンは、
バナナ以上にカリウムを多く含んでいます。
カリウムは、ナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果があると言われています。
また、長時間の運動による筋肉の痙攣などを防ぐ働きもあります。
宮古島メロンなどの、赤肉のメロンは
β-カロテンが含まれています。
β-カロテンは、体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守るはたらきがあると言われています。
他にも、ククミシンというたんぱく質分解酵素も含まれています。
宮古島メロンの特徴
宮古島は、1年の平均気温が高い
ため、冬でもメロンを栽培することができます。
糖度は14度以上、きめ細やかな果肉としっかりとした歯ごたえ、そしてみずみずしさを堪能できます。
ひとくち食べると、マンゴーにも負けない甘みと、濃厚な香りが口の中、いっぱいに広がります。
メロンは、追熟することによって美味しくなります。
食べごろの目安は、底の部分を指で押した時、やや柔らかくなった頃です。
食べ頃になっていないようでしたら、常温で数日保存して、追熟させてください。
まとめ
宮古島では、国産の甘いメロンをどこよりも早く堪能することができます。
宮古島メロンは、クリスマスや年末年始のギフトとしても注目が高まっています。
フルーツの王様とも言われるメロンは、お土産、贈答品として喜ばれること、間違いないなしです。
水はけの良い、サンゴの島で育った宮古島メロンを、ぜひご賞味ください。