こんにちは!宮古島在住ライターのOCCOです。
今日は宮古島の太陽に負けないくらい黄色が眩しいお花「アラマンダ」をご紹介致します!
アラマンダとは?
アラマンダは、「恋に落ちる前」という素敵な花言葉を持つ南国のお花です。
宮古島では一年を通してよく咲く花で、眩しいくらいの鮮やかな黄色が特徴的です。
南国と言えばハイビスカスやブーゲンビリアが代表的ですが、これらの花は意外にも夏場の暑さと湿度に弱く、春や冬の方がよく咲きます。
それに比べ、アラマンダは宮古島の灼熱の太陽にも負けず、うだるような夏の暑さの中でも生き生きと咲いておりますよ~!
<科名>キョウチクトウ科
<属名>アリアケカズラ属(アラマンダ属)
<分類>半つる性/非耐寒性低木
<原産地>熱帯アメリカ
<別名>アリアケカズラ(有明葛)
<花言葉>恋に落ちる前/楽しい追憶/隠された美
<開花時期>沖縄:通年/本土:6~9月
キョウチクトウ科は毒があるのでご注意!
綺麗な花にはトゲがある…というように、アラマンダにはトゲはありませんが毒があります!
キョウチクトウ科に属する植物のほとんどの樹液(白い乳液)には、植物毒のアルカロイドを含んでおり、嘔吐や腹痛の原因になりますので、素手で触らない様に十分にお気をつけ下さい!
沖縄には、キョウチクトウ(夾竹桃)というピンクの綺麗なお花も春先によく見かけますが、こちらも猛毒ですので同じくお気をつけ下さいね!
アラマンダの育て方・増やし方
アラマンダの育て方
アラマンダは日光と水を好む植物ですので、日当たりが良く、水はけが良い用土に植えて下さい。
半日陰くらいでも育ちはしますが、枝が日光を求めて間延びしたり、花付きも悪くなります。
夏場の成長期には、水切れしないようにたっぷりとお水をあげましょう。
熱帯原産ですので、暑さには強いですが寒さには弱いので、冬場の気温が10度を下回るようでしたら鉢などで管理して下さい。
枝が伸びすぎたり、混み合いすぎると、風通しが悪くなり病害虫の原因になりますので、随時、剪定をして樹形を整えます。
ただし、花芽は先端につくのであまり切り過ぎると花が咲かなくなってしまいますので、夏場の生育期の強剪定は控えましょう。
生育期に入る前の春には軽く剪定し、生育期が終わった秋ごろに一度強剪定をします。
アラマンダの増やし方
アラマンダは、剪定の際に切った枝を挿し穂として、簡単に増やすことが出来ます。
挿し木をする時期は、内地では春先に、沖縄では通年大丈夫ですよ~。
挿し穂は10~15㎝ほど。
枝を切ると白い乳液が出てくるので(素手につかない様に)、流水で一度流してから、1~2時間水揚げし清潔な土に挿せば、数日で新芽が出てきます!
水揚げの際はメネデールなどの薄めの活力液があればなお良いですよ!
最後に
半つる性なので枝が割と自由自在になり、他の南国の花とも相性がよく、庭に咲いているだけで気分を明るくしてくれます!
病害虫にも強く、初心者の方でも育てやすいので、ぜひチャレンジしてみて下さいね♪