こんにちは。宮古島在住ライターのmakioです。
最近、「ワーケーション」という言葉が注目されています。
これは、「ワーク」(労働)と「バケーション」(休暇)を組み合わせた造語で、観光地やリゾート地でテレワークを行いながら、長期の休暇を取得することを言います。
“移住未満旅行以上”ともいえるワーケーション、実施するためにはテレワークできる環境が必須ですが、宮古島でも環境が整いつつあります。
本記事では、宮古島のワーケーションとテレワーク事情をご紹介します。
テレワークの楽園化プロジェクト
宮古島市は行政としてテレワークの推進や企業誘致に取り組んでいて、「テレワークの楽園化プロジェクト」と題して、本土企業のサテライトオフィスを誘致するための視察ツアーなどを展開しています。
実際に、この事業を通じて、福岡県の株式会社ヌーラボという企業がワーケーションのできる「リゾートワーク制度」を導入するなど、取り組みが進んでいます。
議長席に座れるコワーキングスペース
さらに、個人のテレワーカー、フリーで働く人などが使える施設として、2019年10月には「宮古島ICT交流センター」がオープンしました。
この施設は、宮古島市役所下地庁舎の3階部分をリフォームして作られています。そのため、元々は議場だった場所などもそのままの雰囲気を残しているため、議長席でも作業ができることで話題となりました。
目の前が海であり、離島の開放的な空間で仕事をするにはおすすめの場所です。海を見ながら仕事をできる環境は、宮古島でも結構貴重です。
宮古島ICT交流センターの入居する宮古島市下地庁舎
都会派テレワーカーなら「MUGI」
もっと都会的な便利な場所で働きたという場合には、民間施設の「シェアオフィス&コワーキングMUGI」がおすすめです。
この施設は市の中心部に位置していて、隣には沖縄のアイスクリームチェーン「ブルーシール」があります。
デザインや内装もオシャレで、まるでカフェのようです。
宮古島にこんな施設ができるなんて、時代の流れを感じます。
HYBRID BLD sahiraという建物に入っています。
宮古島で素敵なワーケーションを
日本では長期休暇が取りにくいと言われていますが、ワーケーションが普及すれば、変わってくるかもしれません。
午前中は働いて、午後からは目の前の海にザブン!なんていう働き方も素敵だと思います。