こんにちは。宮古島在住ライターのOCCOです。
朝、犬の散歩をしていたらご近所のおじぃからドラゴンフルーツを頂きました。田舎あるある。本当にいつもお野菜や果物を頂くことが多く、食べるに困らぬ島です♪
今日はこの激しい色をして、いかにもthe南国の果物と言わんばかりの「ドラゴンフルーツ」をご紹介致します。
ドラゴンフルーツとは?
ドラゴンフルーツの名前は、この見た目そのものがまるで竜のウロコのように見えることから由来しております。
正式名・英名は「ピタヤ・pitaya」と言い、サボテン科でメキシコや中南米原産のフルーツです。日本では沖縄や九州など温かい地域で栽培されており、果肉の色は白色と赤紫色があり、キウイフルーツのように小さな黒い種がたくさん入っています。
収穫期は7月から10月くらいです。
ドラゴンフルーツの食べ方・栄養価は?
果肉の白色の方は、さっぱりとした甘さと少しの酸味があり、赤紫色の方が甘味が強いです。
この果肉の色の見分け方ですが、果皮の色は同じ紫色でも形に違いがあり、下の写真の左側の方が卵型をしておりこちらが白色ドラゴンで、右側の丸い方が赤紫色のドラゴンです。
果皮は柔らかく、簡単に包丁で切れますので、半分に切ってあとは食べやすい大きさにカットするだけです。
このドラゴンフルーツは、セレブ達の間ではスーパーフードとも呼ばれ、近年注目を集めております。食物繊維が豊富で、島の人は便秘解消にはドラゴンフルーツ食べなさいと言うほど。ですのでお腹がゆるい方は食べ過ぎに注意です。
また、カリウムやマグネシウムといったミネラルや、ビタミンC・葉酸などのビタミン群も多く、スーパーフードと言われるに相応しい栄養の宝庫です。
マンゴーや他のトロピカルフルーツと違って追熟はしませんので、樹上でしっかりと熟した完熟のドラゴンが甘さがあって美味しいですよ。あまり日持ちがしませんので、収穫後はすぐに食べるか、食べきれない時は、一口大にカットして冷凍保存することも可能です。
ヨモギや長命草など島の野菜とスムージーにするのもおススメです!
新芽は天ぷらに!
島の駅や市場などで収穫期にはドラゴンフルーツの新芽(蕾)が売られております。この新芽は天ぷらなどにして食べると美味しいので、お店で見かけることがあればぜひチャレンジしてみて下さいね。
満月と新月に咲く神秘の花
ドラゴンフルーツは、大輪で強い芳香のあるお花を咲かせます。そして満月・新月の夜に咲くという神秘的なお花です。夜の8時、9時くらいから開花し、翌朝にはしぼんでしまう儚い一日花でもあります。ですが、だからこそ「夜の女王」とも呼ばれるほど美しく、力強い花という印象があります。
月の満ち欠けと植物には大きな関係があることは、最新の科学で分かってきていることですが、何とも不思議なことですよね。
自然の流れに逆らわず、身を委ねることの大切さを教えてくれているのかもしれません。